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ハチとの戦い

昨日のドラは暑すぎて、結局1時間ほどで耐え切れず撤収した。
12時ともなると地獄のようです。
貸切状態なのも分かる気がする。真夏の昼間にドラはお勧めできません。

ホントはもっと朝早く乗りに行くつもりやったけど、前日にあった会社の飲み会(人生で一番つまらん飲み会でした)のおかげで起きられず、結局10時ごろまで寝てしまったのが運のツキでした。

家に帰り、やることないのでビールを飲みながら前日に録画しておいたF1ドイツGPの予選を観た。
スカパーなのでFIAの国際映像のはずなのに、なぜか永井大が映っていた。なぜかちょっと恥ずかしかった。ハチとの戦い_e0003341_14273917.jpg




その後、梅雨も明けたし天気もいいので夏らしいことをしようと考えた。しかも疲れないこと。

我が家にはちいさいベランダがあって、そのベランダにはいつでもセレブな気分が味わえるようにアウトドア用の折りたたみレジャーチェアーと、ビールを置くことを想定して小さなテーブルが常備してある。
ここにパラソルとラジカセとビールを持ってきて昼寝でもすることにした。

・・・と、ここまでは良かったんだけどこの直後イヤ~なモノを発見してしまった。

それはなんとハチの巣。

ベランダに出てみると2~3匹のハチが飛んでいて、もしや!?と思い恐る恐る探してみると、立て掛けておいた折りたたみチェアの裏側に直径20センチほどの巣が出来ていて10匹くらいのハチが集っていた。

幸いこのハチはスズメバチじゃなアシナガバチだったのでまだよかったけど、もしこれが「キラーBee」ことスズメバチだったら手に負えないとこやった。

ってことでセレブな休日は諦め、ハチとの戦いが始まった。

まずはそのチェアーを巣もろとも倒してみた。
そしたら出るわ出るわ何十匹というハチがベランダ中に舞い上がった!まさにリアル「ハチの巣つついた」状態。
あわてて家の中に入り、中から様子を見ていたらボクが犯人だと分かっているらしくボクの顔をめがけて網戸越しに攻撃してくる!かなり怖い!!

次にとった作戦は、タケシが以前実際にやっていたパーツクリーナー作戦。
ハチにパーツクリーナーをかけると一瞬、ほんと一瞬でやつらは死ぬ。

網戸越しに近づいてきたハチに一匹づつシュッ!シュッ!っとパーツクリーナーをかけてやると、面白いようにポトポト落ちていく。

でも次から次へと沸いてくるハチにこんな作戦続けてもラチがあかない。
第一あの巣を退治しないとこんな作戦無意味だ。

しかし網戸から巣が倒れているところまで約1メートル。そんなとこまでパーツクリーナーは届かない。

手詰まり感が出てきたので気分転換も兼ねてケーヨーディーツーにハチ退治グッズを探しに行った。あったらいいな~と思うモノは大抵誰かが先に作っているもんだ。ハチとの戦い_e0003341_1851168.jpg
「ハチ・アブ マグナムジェット」
こうやって使う。ハチとの戦い_e0003341_18522067.jpg
バズーカーみたい。
射程距離10メートルって書いてある。十分だ。
迷わずゲット。これでハチなんて怖くない。「ウキウキする」という感情すら覚えた。

説明を読むと
「ハチは夕方~夜になると活動を弱めるのでその時を狙いましょう」
と、書かれていた。

そりゃそうだ。今あのベランダに手なんて出したらそれこそ餌食になる。血漿がいくらあっても足りそうも無い。

勝負は夜戦へと持ち込まれた。

19:30
「その時」が来た。
のぞいてみるともう飛んでいるやつらの姿は無い。
ブーンブーンというあのイヤな飛行音も聞こえない。
巣に群がって休んでいるようだ。

腕をすっぽり覆うゴム手袋をし装備を固めた。

網戸を手が通るだけの隙間分、静かに開けた。やつらに気付かれない様に。

手を伸ばし、狙いを定めた。

「よし、今だ・・・」秘密兵器のトリガーをゆっくり、力を込めて引いた。

「銃口」からすさまじい勢いで白煙がけたたましい音と共に噴出した。











勝負はあっけなくついた。

一瞬の出来事だった。

戦場には主を喪った巣が転がり、その周りを囲うように勇敢に戦い続けた無数のハチ達の亡骸が転がっていた。

散乱したスリッパや折りたたみチェアーが戦いの壮絶さを物語っていた。










・・・片付けるのやだなぁ。
by tara-kazu | 2006-07-31 20:56 | うだばなし


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